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トップメッセージ

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曽祖父が創業した弊社も私で5代目となり、銅合金砂型鋳造メーカーとしては他社よりも歴史は浅いのですが、創業100年を迎えました。創業者である曽祖父は国鉄の鋳物師でしたが、脱サラをして東京の南千住で銅合金の砂型メーカーを創業しました。曽祖父は会社を経営するにあたり、いくつかの信念を残しており、その信念を守るのであれば、業種を変えても良いというほど大ざっぱな人間でした。しかし、その信念は書き記した訳でも公表した訳でもなく、代々の社長により言い伝えられてきただけでした。曽祖父はあまり経営に熱心ではなかったせいか、会社にお金を残すというよりは、儲けたお金を使って楽しむことを優先していました。

そのような中で2代目社長に交代した時には、ある顧客の大型倒産の影響で倒産の危機を迎えていました。2代目は経理屋ではあったのですが、様々な人脈を使い倒産の危機を乗り越え機械工場を設立しました。

その後、3代目社長に交代して実権を後の4代目が握る形で資金集めに奔走し、徐々に資本金を増強してきました。さらに、4代目社長に交代した後で弊社は大きな転換期を迎えました。4代目は南千住では工場の広さや将来的な人員確保が難しくなるとの予測からつくばへの工場移転を敢行しました。鋳物の技術屋であった4代目は兄弟3人で筑波工場を建てて当時の最新設備を導入した莫大な借金の返済に苦しみながら業績を拡大していきました。

そのような中で病に倒れた4代目に代わり、私が5代目として社長を引き継ぐことになりました。その頃には従業員数も30名程に増えており、親族経営をするには大きすぎる会社の規模にまで拡大していました。全く引き継ぎが無かった為に、何をすれば良いのかも判らなかったのですが、親族の手助けもあり徐々に業績を伸ばし、生産量の増加や売上高の倍増、業務の効率化による利益率の改善に取り組んできました。

私は今後会社を継続していく上で、親族経営からの脱却が必要不可欠と考え、今までの歴代の言い伝えや歴史を公表することで、より意思の強い経営者に引き継ぎ、100年を超え200年企業を目指せるように発展できればと考えています。

代表取締役社長中島 一郎

経営理念

経営理念

経営理念

わが社には50人の知恵がある!
50人の知恵を出し合って経営を行っていこう。

大量生産はしません
社員の生活の安定を第一とします

同族経営から全社経営へ
一人ひとりの顔が見える関係で、
一人ひとりの強みを活かし、
みんなで会社を創り上げていく

会社概要

会社概要

商号
中島合金株式会社
英語名
Nakajima Alloy Castings Co., Ltd.
所在地
本社
〒116-0003
東京都荒川区南千住7丁目30番地1号
TEL.03-3802-5011㈹ FAX.03-3801-4356
筑波工場
〒300-4351
茨城県つくば市上大島1770番1号
TEL.029-866-1605㈹ FAX.029-866-0624
創業
1920年 4月1日
設立
1939年 12月23日
資本金
38,400,000円
代表者
代表取締役 中島 一郎
従業員
技術職及び事務職 8名
現業職 40名
取引銀行
りそな銀行 千住支店
みずほ銀行 三ノ輪支店
城北信用金庫 南千住支店
主な納入先
SMC株式会社
三菱重工業株式会社
株式会社日立製作所

沿革

沿革

1920年 4月
東京都荒川区南千住1121番地にて中島乙吉が中島砲金鋳造所を創業
1925年12月
東京都荒川区南千住5-96に移転、現社名で法人設立
1945年 4月
東京都荒川区南千住7-30-1に強制疎開で移転
1946年 4月
機械工場が完成
1950年 3月
中島吉己が社長就任
1966年 7月
中島モトが社長就任
1974年 4月
増資 資本金960万円
1979年12月
増資 資本金1,920万円
1982年 6月
中島宏が社長就任
1984年 6月
茨城県つくば市に筑波工場(鋳造工場)を新設
1984年 9月
増資 資本金3,840万円
1986年 9月
鋳造工場を筑波工場に移転
1990年 8月
筑波工場に加工工場を新設、全ての工場機能を筑波工場に移転
2001年 8月
ISO9001を取得
2003年12月
現社長 中島一郎が社長に就任
2011年 6月
エコアクション21を取得
2016年 9月
ISO14001を取得
2018年 6月
筑波工場の駐車場用地取得
2020年 1月
筑波工場に第三加工工場を新設
2020年 4月
創業100周年

品質・環境への
取り組み

品質・環境への取り組み

基本方針

中島合金株式会社は銅合金・アルミニウム合金鋳物の製造において、顧客からの信用・信頼を獲得すると共に、地球環境に配慮した製造過程を通して環境保全活動に取り組み、社会の発展に貢献していきます。

コンプライアンス基本方針

基本方針及び業務に関する法令・ルールを遵守し、社内外を問わず人間の尊厳を傷付ける行為(ハラスメント)の防止に努め、 より一層倫理的な組織文化を構築していくことを宣言します。

品質・環境方針

  • 1. 高品位の製品を供給並びに環境保護を目的として品質環境マネジメントシステムの運用・改善を行います。
  • 2. 設備・人材・ノウハウの全てを駆使して顧客のニーズに合った製品の供給を行います。
  • 3. 汚染の予防を含む以下の環境保護に努めます。
  • A. 銅・アルミニウム及びその他の原材料の使用削減に努めます。
  • B. 産業廃棄物および一般廃棄物の排出削減に努めます。
  • C. CO2排出に関する適切な管理監視を行います。

製品含有化学物質管理方針

顧客の要求する製品含有化学物質の関連規制に適合した製品供給を目的として製品含有化学物質管理マネジメントシステムの運用・改善を行います。